A4の原稿用紙

好きなコンテンツに関して好き勝手書き散らしている日記。

俺はどうやら10年以上前からクラブミュージックが好きだったらしい

タイトル以上の話は何も出てこないぞ大丈夫か?

 

えーと、どうもしとらべです。本当に大丈夫?本当にマジでマジでタイトル以上の話は出てこないぞ?よろしい?

 

じゃあ本題に入りますけど、長年、音楽というものは好きだけど、「どういう曲が好きなのか」と言われて答えられなくてですね。いや別に人間全員が絶対に答えられる必要はないんだけど、結構色々な方面の音楽に手を出しておいて確固たる「自分はこういう曲が好き」が表現できないのがちょーーーっと引っかかりとしてありはしていましてですね。

ただまぁ「こういう要素があるとテンション上がる」ってのは一個確固たるものがわかっていて、ブラス・オケ・バンドいずれも「低音が効いてると好き」。そんなん全員好きやろってツッコミは無しね。

 

さて、もっと色々ライブとか行きたいなーとか思ってたらこの状況で全部おじゃんになった今年なんですけど、そのおかげで新しく知ったものもありました。その一つがクラブイベント。

えー6月の真ん中ぐらいでしたかね、いや別にそんなのやってるとか全然知らなかったんですけど、フォロワー2人ぐらいが「何も知らなくてもいいからこれを見ろ」ってすっごい流してくるものだから、寝る前に覗くかーっつって開いたんですね。

 

 

クラブハウスというものも当時の状況下で閉鎖を余儀なくされておりまして、もちろんイベントなんてできない。なので、各所のクラブハウスでDJをリレーし、それを配信する、というそういう企画だったそうですね。見た後に知ったんですが。

これは、先のツイートの通り4月から数回に渡って行われていまして、自粛緩和による営業再開の流れに合わせて6月20日に最終回としていったん活動を停止することになったそうです。私が見たのはこの最終回の最後1時間ぐらい。

で、このときの私のツイートがこちら。

 

 

 

ふっつーに楽しんでますねー。翌日朝から勤務なのに最後まで見てるなこいつ。ツイートが午前1時42分にあるよ。

いやでも素養はあった。元々小さい頃から音楽と共に成長してきた(その結果二次元アイドルコンテンツにすっ転んだ)オタクなので、こういうのを楽しむ下地はおそらくあったんですよ。でも、「DJ」とか「クラブ」ってなるとなんというか、シンプルに「自分とは違う界隈のもの」という意識が強くて全く触れてこなかった分野でした。なんだ、楽しめんじゃん俺。

 

で、その一週間後。これが楽しかったのもあってASOBINOTES ONLINE FESを序盤から視聴、「電音部」の幕開けを見ることになります。こちらのイベントはアイマスのオタクなので普通に告知が流れてきました。最初はそんなに惹かれてなかったのでMU2020がかなり効いていたことがわかりますね。

この時点で、コンテンツの情報としてキャラクターのCVを務める方とコンポーザーは全公開されていました。CVを務める方に関してはどのエリアを担当されるかも出てたかな?コンポーザーの方は、アキバがすぐに三曲出た以外は「誰がどのエリアの曲を担当するか」は全て伏せられていたと思います。

で、そのコンポーザー陣の中で私が名前を知っていた人はアキバエリアのソロ曲を担当された3人のみでした。他の人はぜーんぜん心当たりがない。でも、多分その辺知っているっぽい人たちが「ヤバい」って言ってるので、多分ヤバいんだろうな、程度。

しかし、当初から掲げられていた「曲中心の」コンテンツというあり方にすでにだいぶ興味があり、また出てきた曲が想像以上にどれも好きで、その結果ほぼほぼリアルタイムで現在まで曲を追いかけることとなります。

これは本当に予想外で、電音部の曲本当にどの曲もするする聞けるんですよね。色々コンテンツを股にかけておりますけども「いつもするする聞ける」曲って実は限られている。ただの私の性質の話と言われればそれまでではありますけども。

 

で、その6月から4か月ほどかけて当初発表されていた全てのエリアのキャラクター、および曲が公開されたそんな中、回ってきたブログ。

 

letia-musiclover.hatenablog.com


このブログの主題そのものに関しては言及しませんが、熱量のある良い記事なので読んでね。で、私が引っかかった一文がこれ。

 

アイドルであればその昔ならPerfumeがクラブミュージックの道を切り開いたほか、今だったらオルタナティブ、マスロックといった前衛的なサウンドを展開するグループがどんどん表に出てきている印象があります。

 

私ね。人生で一番最初に「好きなアーティスト」の枠に入れたのが他でも無いPerfumeなんですよ。おそらく年齢一桁を出るか出ないかぐらいの頃だと思います。

 

すると思い出しますね、思春期真っ只中にハマってた音楽なんだった?ボカロですね。好きだったPは?これはトーマPをまず真っ先に挙げます。曲単体だといっちゃん好きな曲は「愛に奇術師」でした。というか今でも好きです愛に奇術師。

 

さぁ、じゃあ二次元アイドルコンテンツで一番最初に引っかかったやつ何?これ実はTokyo 7th シスターズなんですよ私。好きな曲は?星屑シーカー本当いいので聞いて。一番最初にハマった曲ならこれは「-zero」です。

 

さぁ、共通点は?うん、これ全部「声を楽器の一つとして構築している」ことじゃない?そしてそれはおそらく、クラブミュージックの特色として挙げられる事項だよね?

 

 

そっか、俺、ずっとクラブミュージックが好きだったんだな———

 

 

いやまぁ、そりゃクラブミュージックと一口で言ったっていろんな種類があるでしょうし、今挙げたコンテンツにしても全部が全部そうとは言い切れません。でもこう、一つ自分の嗜好に名付けるとしたらおそらく適切な名前がわかった、というのはとても大きい。なぜなら好きな曲と出会える確率が上がるからね。

実際の私の嗜好としては、これと並行して東京事変からナナシスの4UとQoPのバンドサウンドのライン、そしてボカロでのsasakure.UK氏などからサンホラに繋がる私の物語偏執によるラインがあります。ただ、いずれも「バンドサウンドが好き」という風に称するにはストライクゾーンが明らかに狭いんですね。同じアーティストですら、好きな曲とそうでもない曲が結構はっきり分かれている。

でも、こちらの方はそういうのはあまりなくて、大抵の曲がまず「好き」の土台に乗っかっている。なので私の嗜好はおそらくこれが中心なのだろうと予想されるのだけれども、長らくこれをまとめた名前はあるのか、名前があるとしたらなんなのかがわからないでいた。それが今回晴れて解明されたことになります。

 

というわけで以上、「不明だった嗜好に名前がついた」話でした。外から見れば本当に大したことないんだけど結構私にとっては大事件だった。結構長いこと「こういう曲好きだけどこれどういう「好き」なんだろうなー」と思い続けてきたもので。

こうなるとリアルのクラブイベントにも興味が出てくるわけですが、しかしこのクソ忙しいスケジュールのどこにどうやってねじ込めば良いんだろうなと思考中。やはり労働は悪では?

 

そして、私は「クラブミュージック」というジャンルをここで初めて知りましたので、本格的に触れていくのはここからになります。何せこちとらEDMにおいて「サビ」を「ドロップ」ということをここ2ヶ月ぐらいで初めて知ったぐらいのひよっこだぞ。全く何も知らない状態から入っていくのは何においてもワクワクしますね。

とりあえずちょこっと聞いて「うわやっべ」って思ったのはこれ。

 

youtu.be

 

そのベースは俺に効く。というかこれ聞いて「待って本当にこのジャンルやばい予感がする」って思って筆をとるに至りましたからね。こんなんゴロゴロあったら身が持たないぞ?

 

というわけでなんか、おすすめの曲とかあったら教えてください。こうなるとサブスクに入ることもそろそろ検討しようかなぁ…